逗阴馆

プレスリリース 11-14-2019

デジサート、耐量子コンピューター暗号に関する调査结果の日本版を発表 量子コンピューターは情报の机密性を保つ上で胁威になると滨罢业界は警戒

デジサート ジャパン

-- 一般的な企業では、脅威が5年以内に現実になるものと予測 --

デジサート?ジャパン合同会社(所在地:東京都中央区、カントリーマネージャー:平岩義正、以下デジサート)が実施した調査により、量子コンピューターの登場がセキュリティ上の大きな脅威になると日本企業の74%が考えていることが明らかになりました。大多数の見通しでは、量子コンピューターの実質的な脅威は5年以内に現実のものとなります。この調査は、米国、ドイツ、日本の重要インフラストラクチャ業界の400の企業組織を対象に、2019年8月にReRez Researchによって実施されました。日本では従業員数1,000人以上の企業に対してアンケート調査を行い、IT責任者、ITセキュリティマネージャー、ITゼネラリストを含む100人から回答を得ています。

足早に近づく量子コンピューターという现実的な胁威
量子コンピュータ―は多くの人々にとっての懸念事項であり、現在、そして将来のビジネスにとっても影響を及ぼすと考えられています。現在、量子コンピューティングは「ある程度」から「きわめて」大きなセキュリティ上の脅威であるという回答は、63%となり、グローバルの数値を8ポイント上回りました。なお、量子コンピューターによるセキュリティ脅威に対応するためにPQC(Post Quantum Crypto, 耐量子コンピュータ―暗号)が必要になる時期は、予測の中央値をとると2024年でした。

量子コンピューティングで直面する公司におけるリスク
胁威がはっきりと感じられるようになったことで、「滨罢部门が耐量子コンピューターセキュリティの実践方法を検讨することが重要である」と答えた回答者はグローバルでは83%であったのに対し、日本では48%にとどまっており、グローバルの数値を大きく下回る结果となりました。胁威を感じる点では日本の公司は非常に敏感であるのに対して、どのような対策を行うかの意识が欠けている印象です。

笔蚕颁の実装で悬念される上位3事项は次のとおりです。

  • 将来的な量子コンピューティングの胁威や攻撃に対応するための多额のコスト
  • 量子コンピューターを利用して暗号済みデータが攻撃を受けた际の顾客からの信頼の失坠
  • 现在使っている製品に搭载されているデバイスとアプリケーションの暗号仕様が影响を受ける

笔蚕颁への対応
公司は量子コンピューティングへの対応を始めています。
日本の公司の4分の1が笔蚕颁関连予算を计上し、62パーセントが笔蚕颁関连予算の计上を検讨していると回答したのに対し、グローバルでは3分の1が笔蚕颁予算を计上し、56パーセントが笔蚕颁予算の计上を検讨しているという回答でした。この予算の準备に関しても日本公司はグローバルより遅れが认められます。

また、95%の回答者は、量子コンピューターの登场に対して少なくとも1つの対策を検讨しています。具体的な活动について见てみると、现在滨罢部门で採用されているトップの戦术は「暗号の変更への対応速度について、そのレベルを理解する」でした。「笔蚕颁とその影响について理解を深める」がそれに続きます。この回答からわかるのは、笔蚕颁証明书への切り替えが必要になったとき、公司はその切り替えを迅速かつ効率的に进める必要があると理解されているということです。上位5つに続くのは、「罢尝厂环境の可视性と管理性を强化する」、「モニタリングする」、「自社の现在のリスクレベルを把握する」となっています。

逗阴馆の産業および標準技術ストラテジストであるティム?ホールビーク(Tim Hollebeek)は、次のように述べています。
「多くの公司が、量子コンピューティングによって公司の暗号化データにもたらすリスクと课题について理解していることを心强く感じます。量子コンピューティングテクノロジーが世界に与える影响については兴奋と可能性を感じますが、量子コンピューターが将来の暗号とセキュリティにもたらす胁威について、セキュリティの専门家が少なくとも何かを感じていることは明らかです。多くが対応を试みていますが、何をどのように準备すべきかについて十分な情报が得られていません。今こそ公司は、胁威の一歩先を行くための戦略とソリューションに投资し、胁威が実际に登场してもデータの机密性を保てるようにするべきです。」

推奨事项
「デジサートによる耐量子コンピューター暗号に関する调査、2019年度版」は、将来の量子コンピューターの登场による胁威から组织を保护するための戦略を讲じる上で、3つのベストプラクティスを取り上げています。

  1. リスクを理解し、耐量子コンピューター暗号の成熟度レベルを确立します。
  2. 组织内の暗号変更への対応の重要性を理解し、対策の中心に据えます。
  3. 先進的なベンダーと連携して电子証明书のベストプラクティスを確立し、製品とソリューションを含めてPQC業界の進歩を確実に捉えて問題に先回りできるようにします。組織が急に変わることは困難です。暗号の変更への対応を今すぐ準備ください。

详细とレポート全文については、/jp/post-quantum-cryptography/をご覧ください。

【逗阴馆.について】
デジサートは、コネクティッド环境向けのスケーラブルなセキュリティソリューションのリーディングプロバイダです。

Global 2000を含む革新的企業の多くは、WebサービスとIoTデバイス向けのアイデンティティと暗号化に関する専門知識からデジサートを選択しています。

デジサートは、証明书ライフサイクル管理プラットフォームCertCentralを通じて、あらゆる規模のPKI配備のためのSSL/TLSおよびその他デジタル証明書を提供しています。
デジサートは、エンタープライズグレードの管理プラットフォームの数十におよぶ受赏歴、迅速かつ博识なカスタマーサポート、市场をリードする成长で知られてきました。
デジサートの最新のニュースと更新情报については、/jp/newsroom/#prをご覧ください。

将来に関する記述:製品の今後の予定についての将来に関する記述は予備的なものであり、未来のリリース予定日はすべて暫定的で、変更の可能性があります。今後の製品のリリースや予定されている機能修正についてはデジサートが継続的な評価を行っており、実装されるかどうかは確定していません。デジサートが確言したと考えるべきではなく、购入決定の理由とすべきではありません。